83回選抜 21世紀枠 地区代表9校発表。
2011.01.09 Sunday | category:11年83回選抜
1月28日まであと20日あまり。
何処が選ばれますでしょうか?
毎日の記事を一部編集して転載しています。
学校名は学校HPにリンクしてあります。
以下毎日新聞 2010年12月16日 東京朝刊抜粋転載。
来年3月23日から12日間、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催される
第83回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社
後援、阪神甲子園球場特別協力)の「21世紀枠」候補9校が15日、発表さ
れた。選考委員会は来年1月28日に大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバル
ホールで行われ、候補校の中から3校が21世紀枠として選出される。
47都道府県高野連から1校ずつが推薦され、計9地区が各1校に絞り込ん
だ。大館鳳鳴(秋田)は8年ぶり2回目の候補校選出で、他の8校は初めてと
なる。大館鳳鳴、城南(徳島)は秋季道県大会の優勝校で、その他は準優勝4
校、ベスト4、ベスト8、ベスト16が各1校ずつの顔ぶれとなった。
21世紀枠は練習環境のハンディ克服、地域への貢献など野球の実力以外の
要素も選考条件に加えることで、わずかな差で甲子園出場を逃している学校に
も出場機会を広げる目的で、01年の第73回大会から導入された。
今春の第82回大会で10年目の節目を迎えたことから、改革検討委員会を
開催。より幅広い視点での選考を目指し、推薦校の条件の一つだった「秋季都
道府県大会の8強(参加128校以上の場合は16強)以上」を「原則」と改
めた。ただ、今回はこの新基準を採用した地区はなかった。
選考では東(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越)、西(近畿、中国、
四国、九州)に分け、まず各1校を選出。続いて地域を限定せずに、もう1校
を選ぶ。21世紀枠特別選考委員(委員長=奥島孝康・日本高野連会長)は1
5人で、これまでノンフィクション作家の佐山和夫氏、後藤正治氏、作家のあ
さのあつこ氏の3人だった外部委員に新たに写真家の浅井愼平氏、阪神電鉄社
長の坂井信也氏が加わる。【堤浩一郎】
==============
<選考基準>
(1)推薦校は原則として秋季都道府県大会のベスト8以上から選出。
ただし参加128校以上の都道府県はベスト16以上から選ぶ。
(2)当該校の他の生徒、もしくは他校、地域に良い影響を与えた学校。
(3)((1)、(2)の条件を複数校が満たし)いずれとも決定し難い
場合は、 過去の選抜大会並びに全国高校選手権大会に出場
経験のない学校とし、それでも決まらない場合は、より両大会出場
から遠ざかっている学校を選ぶ。
<選考方法>
第1次選考では、北海道を除く46都府県高野連が地域の毎日新聞支局な
どと協議し、選考基準を満たしている1校ずつを推薦した。推薦された46
校について8地区ごとに2次選考を行い、北海道地区と合わせた計9地区で
各1校の候補校に絞り込んだ。9校は来年1月28日、通常の選考委員会と
別に設置される「21世紀枠特別選考委員会」(15人)で審議され、最終
的に3校を選ぶ。残り6校は一般推薦校に加えられ、同日の各地区小委員会
で選考対象となる。
==============
◆地区 北海道
◇都道府県別推薦校
遠軽
◇候補校
遠軽(えんがる)
◇プロフィル
(1)道立(2)遠軽町(3)1940年(4)634人
(5)1947年(6)50人(7)なし(8)ベスト16
◇推薦理由
小規模の中学校出身で野球未経験者も複数いる中、基本的な技術を身に着
け、レギュラーとして活躍する選手もいる。文武両道の校訓のもと、学習時
間を確保するため平日の練習は午後7時まで。少ない練習時間の中、守備、
攻撃など重点を絞ったメニューで工夫を凝らしている。
◆地区 東北
秋田・大館鳳鳴
◇プロフィル
(1)県立(2)大館市(3)1898年(4)821人
(5)1898年(6)76人(7)なし(8)優勝
◇推薦理由
秋田県内有数の進学校で、学業と部活動の両立を図っている。平日の全体練
習は約3時間だが、自主練習などで着実にレベルを上げてきた。
冬場は大館市の除雪ボランティア「ハチ公スノーレンジャー」に全部員が協力
し、独り暮らしのお年寄り宅などで作業に励んでいる。
◆地区 関東・東京
栃木・大田原
◇プロフィル
(1)県立(2)大田原市(3)1902年(4)717人
(5)1903年(6)27人(7)なし(8)ベスト8
◇推薦理由
夏の栃木大会で決勝進出の経験もあり、
昨年、今年と夏秋ともに県8強入りを果たしているが、甲子園出場の機会に恵ま
れていない。「一球集中」を部のモットーに、部員が意見をぶつけ合いながら
「考える野球」を目指す。毎週月曜早朝には校内、学校周辺の美化活動も行う。
◆地区 東海
三重・松阪
◇プロフィル
(1)県立(2)松阪市(3)1910年(4)955人
(5)1947年(6)66人(7)なし(8)準優勝
◇推薦理由
校則で午後7時に完全下校のため、普段の練習は午後6時半に終了。
月曜は補講で休養日となり、日曜も通信制課程との併用で午後3時からしかグラ
ウンドが使えない。他部との共用で内野しか使えない中、年間約100試合の実
戦で鍛え、今秋の三重県大会は決勝まで進んだ。
◆地区 北信越
新潟・佐渡
◇プロフィル
(1)県立(2)佐渡市(3)1896年(4)633人
(5)1963年(6)43人(7)なし(8)準優勝
◇推薦理由
新潟市からフェリーで2時間40分、港から車で30分という環境の中、「人間
力の向上」をテーマに掲げる。60条からなる「野球部心得」を全部員に配布し、
日常生活でもその徹底を図っている。08年夏の新潟大会で決勝に進み、延長戦の
末に惜敗。今秋の県大会も準優勝だった。
◆地区 近畿
滋賀・守山
◇プロフィル
(1)県立(2)守山市(3)1963年(4)707人
(5)1964年(6)33人(7)1回(夏)(8)準優勝
◇推薦理由
中高一貫校のため、グラウンドは中学の部活動も共用する。限られたスペースの
中で、部員間で効率の良い練習内容を練っており、部員の自主的な運営が特徴。試
合でも選手自身の判断による好走塁が目立ち、初出場だった近畿大会は1回戦を突
破して8強入りを果たした。
◆地区 中国
広島・総合技術
◇プロフィル
(1)県立(2)三原市(3)2004年(4)705人
(5)2005年(6)81人(7)なし(8)ベスト4
◇推薦理由
工業、商業、家庭系の6学科を併設した全国初の高校。
他の部活動との兼ね合いで打撃練習は週3回しか行えないが、練習試合やシーズン
オフのウエートトレーニングなどでカバーしている。 創部6年目ながら、夏の広島
大会は07、08年に準優勝するなど実力をつけている。
◆地区 四国
徳島・城南
◇プロフィル
(1)県立(2)徳島市(3)1875年(4)955人
(5)1898年(6)26人(7)なし(8)優勝
◇推薦理由
旧制徳島中を前身とし、創部113年目の野球部は徳島県内で最古の歴史を持つ。
母親が高校時代にマネジャーを務め、両親ともに野球部OBという生徒も。
練習スペースが狭いため、打撃マシンを本塁側に置いてバックネットに向けて打つ
などの工夫を凝らしている。
◆地区 九州
宮崎・西都商
◇プロフィル
(1)県立(2)西都市(3)1963年(4)315人
(5)1963年(6)12人(7)なし(8)準優勝
口蹄疫(こうていえき)被害に見舞われた地域にあり、親が畜産に携わる部員も
いた。そんな中、部員12人で秋の宮崎県大会は決勝に進出。地域の人々に勇気と
感動を与えた。土・日曜の練習試合で経験を積み、その試合の反省点を盛り込んだ
練習で、ハンディを克服した。
==============
※プロフィルは(1)公私立の別(2)所在地(3)学校創立年(4)生徒数
(5)野球部創部年(6)野球部員数(7)春夏の甲子園出場歴(8)秋季道県大会の成績
何処が選ばれますでしょうか?
毎日の記事を一部編集して転載しています。
学校名は学校HPにリンクしてあります。
以下毎日新聞 2010年12月16日 東京朝刊抜粋転載。
来年3月23日から12日間、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催される
第83回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社
後援、阪神甲子園球場特別協力)の「21世紀枠」候補9校が15日、発表さ
れた。選考委員会は来年1月28日に大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバル
ホールで行われ、候補校の中から3校が21世紀枠として選出される。
47都道府県高野連から1校ずつが推薦され、計9地区が各1校に絞り込ん
だ。大館鳳鳴(秋田)は8年ぶり2回目の候補校選出で、他の8校は初めてと
なる。大館鳳鳴、城南(徳島)は秋季道県大会の優勝校で、その他は準優勝4
校、ベスト4、ベスト8、ベスト16が各1校ずつの顔ぶれとなった。
21世紀枠は練習環境のハンディ克服、地域への貢献など野球の実力以外の
要素も選考条件に加えることで、わずかな差で甲子園出場を逃している学校に
も出場機会を広げる目的で、01年の第73回大会から導入された。
今春の第82回大会で10年目の節目を迎えたことから、改革検討委員会を
開催。より幅広い視点での選考を目指し、推薦校の条件の一つだった「秋季都
道府県大会の8強(参加128校以上の場合は16強)以上」を「原則」と改
めた。ただ、今回はこの新基準を採用した地区はなかった。
選考では東(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越)、西(近畿、中国、
四国、九州)に分け、まず各1校を選出。続いて地域を限定せずに、もう1校
を選ぶ。21世紀枠特別選考委員(委員長=奥島孝康・日本高野連会長)は1
5人で、これまでノンフィクション作家の佐山和夫氏、後藤正治氏、作家のあ
さのあつこ氏の3人だった外部委員に新たに写真家の浅井愼平氏、阪神電鉄社
長の坂井信也氏が加わる。【堤浩一郎】
==============
<選考基準>
(1)推薦校は原則として秋季都道府県大会のベスト8以上から選出。
ただし参加128校以上の都道府県はベスト16以上から選ぶ。
(2)当該校の他の生徒、もしくは他校、地域に良い影響を与えた学校。
(3)((1)、(2)の条件を複数校が満たし)いずれとも決定し難い
場合は、 過去の選抜大会並びに全国高校選手権大会に出場
経験のない学校とし、それでも決まらない場合は、より両大会出場
から遠ざかっている学校を選ぶ。
<選考方法>
第1次選考では、北海道を除く46都府県高野連が地域の毎日新聞支局な
どと協議し、選考基準を満たしている1校ずつを推薦した。推薦された46
校について8地区ごとに2次選考を行い、北海道地区と合わせた計9地区で
各1校の候補校に絞り込んだ。9校は来年1月28日、通常の選考委員会と
別に設置される「21世紀枠特別選考委員会」(15人)で審議され、最終
的に3校を選ぶ。残り6校は一般推薦校に加えられ、同日の各地区小委員会
で選考対象となる。
==============
◆地区 北海道
◇都道府県別推薦校
遠軽
◇候補校
遠軽(えんがる)
◇プロフィル
(1)道立(2)遠軽町(3)1940年(4)634人
(5)1947年(6)50人(7)なし(8)ベスト16
◇推薦理由
小規模の中学校出身で野球未経験者も複数いる中、基本的な技術を身に着
け、レギュラーとして活躍する選手もいる。文武両道の校訓のもと、学習時
間を確保するため平日の練習は午後7時まで。少ない練習時間の中、守備、
攻撃など重点を絞ったメニューで工夫を凝らしている。
◆地区 東北
秋田・大館鳳鳴
◇プロフィル
(1)県立(2)大館市(3)1898年(4)821人
(5)1898年(6)76人(7)なし(8)優勝
◇推薦理由
秋田県内有数の進学校で、学業と部活動の両立を図っている。平日の全体練
習は約3時間だが、自主練習などで着実にレベルを上げてきた。
冬場は大館市の除雪ボランティア「ハチ公スノーレンジャー」に全部員が協力
し、独り暮らしのお年寄り宅などで作業に励んでいる。
◆地区 関東・東京
栃木・大田原
◇プロフィル
(1)県立(2)大田原市(3)1902年(4)717人
(5)1903年(6)27人(7)なし(8)ベスト8
◇推薦理由
夏の栃木大会で決勝進出の経験もあり、
昨年、今年と夏秋ともに県8強入りを果たしているが、甲子園出場の機会に恵ま
れていない。「一球集中」を部のモットーに、部員が意見をぶつけ合いながら
「考える野球」を目指す。毎週月曜早朝には校内、学校周辺の美化活動も行う。
◆地区 東海
三重・松阪
◇プロフィル
(1)県立(2)松阪市(3)1910年(4)955人
(5)1947年(6)66人(7)なし(8)準優勝
◇推薦理由
校則で午後7時に完全下校のため、普段の練習は午後6時半に終了。
月曜は補講で休養日となり、日曜も通信制課程との併用で午後3時からしかグラ
ウンドが使えない。他部との共用で内野しか使えない中、年間約100試合の実
戦で鍛え、今秋の三重県大会は決勝まで進んだ。
◆地区 北信越
新潟・佐渡
◇プロフィル
(1)県立(2)佐渡市(3)1896年(4)633人
(5)1963年(6)43人(7)なし(8)準優勝
◇推薦理由
新潟市からフェリーで2時間40分、港から車で30分という環境の中、「人間
力の向上」をテーマに掲げる。60条からなる「野球部心得」を全部員に配布し、
日常生活でもその徹底を図っている。08年夏の新潟大会で決勝に進み、延長戦の
末に惜敗。今秋の県大会も準優勝だった。
◆地区 近畿
滋賀・守山
◇プロフィル
(1)県立(2)守山市(3)1963年(4)707人
(5)1964年(6)33人(7)1回(夏)(8)準優勝
◇推薦理由
中高一貫校のため、グラウンドは中学の部活動も共用する。限られたスペースの
中で、部員間で効率の良い練習内容を練っており、部員の自主的な運営が特徴。試
合でも選手自身の判断による好走塁が目立ち、初出場だった近畿大会は1回戦を突
破して8強入りを果たした。
◆地区 中国
広島・総合技術
◇プロフィル
(1)県立(2)三原市(3)2004年(4)705人
(5)2005年(6)81人(7)なし(8)ベスト4
◇推薦理由
工業、商業、家庭系の6学科を併設した全国初の高校。
他の部活動との兼ね合いで打撃練習は週3回しか行えないが、練習試合やシーズン
オフのウエートトレーニングなどでカバーしている。 創部6年目ながら、夏の広島
大会は07、08年に準優勝するなど実力をつけている。
◆地区 四国
徳島・城南
◇プロフィル
(1)県立(2)徳島市(3)1875年(4)955人
(5)1898年(6)26人(7)なし(8)優勝
◇推薦理由
旧制徳島中を前身とし、創部113年目の野球部は徳島県内で最古の歴史を持つ。
母親が高校時代にマネジャーを務め、両親ともに野球部OBという生徒も。
練習スペースが狭いため、打撃マシンを本塁側に置いてバックネットに向けて打つ
などの工夫を凝らしている。
◆地区 九州
宮崎・西都商
◇プロフィル
(1)県立(2)西都市(3)1963年(4)315人
(5)1963年(6)12人(7)なし(8)準優勝
口蹄疫(こうていえき)被害に見舞われた地域にあり、親が畜産に携わる部員も
いた。そんな中、部員12人で秋の宮崎県大会は決勝に進出。地域の人々に勇気と
感動を与えた。土・日曜の練習試合で経験を積み、その試合の反省点を盛り込んだ
練習で、ハンディを克服した。
==============
※プロフィルは(1)公私立の別(2)所在地(3)学校創立年(4)生徒数
(5)野球部創部年(6)野球部員数(7)春夏の甲子園出場歴(8)秋季道県大会の成績
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